1月にある天体イベント、こぐま座γ(ガンマ)流星群は、1月中旬頃に活動する比較的マイナーな流星群で、活動期間は1月10日〜22日頃です。国際流星機構(IMO)の観測では、1時間に3個程度と流星数は控えめですが、2026年は新月(月明かり0%)と極大が重なる理想的な条件で、数少ない流星を捉えるチャンスです
今回は
などについてまとめてみました。
こぐま座γ流星群2026どこで見られる?
こぐま座γ流星群は2017年頃から本格的な観測が始まり、活動期間や特徴は今後データが増えることで変化する可能性がある、比較的新しい流星群です。放射点はこぐま座にあり、北半球で観察しやすいです。
| 流星出現期間 | 極大 |
|---|---|
| 1月10日~22日頃 | 1月18日頃(2026年) |
見やすい時間帯
※こぐま座γ流星群は詳細がまだわかっていないため、12月にあるこぐま座β流星群の情報を記載してあります。
一晩中空に見えていますが、特に放射点が最も高くなる午前1時頃が狙い目で、運が良ければ1時間に数個見られるかもしれません。
こぐま座流星群は、放射点が北極星の近く(北の空)にあるため、北の空を中心に広く見渡すのがおすすめです。流星は放射点から四方八方に流れるので、特定の方向だけでなく、夜空全体を広く見上げるのがコツです。街灯の明かりを避け、空が広く見渡せる暗い場所で、楽な姿勢で待つと観測しやすくなります。
観測のポイント
※こぐま座γ流星群は詳細がまだわかっていないため、12月にあるこぐま座β流星群の情報を記載してあります。
| 方角 | 北の空。特に北極星(こぐま座の一部)の周辺を探す。 |
| 時間 | 一晩中見られますが、夜明けに近づくほど放射点の高度が上がり、条件が良くなります。 |
| コツ | 放射点(北極星付近)だけでなく、空の広い範囲(頭上から地平線まで)を見渡す。 |

こぐま座γ流星群2026の極大期や見え方
2026年のこぐま座γ流星群の極大は、1月18日頃と言われています。夜明け前が特に見やすいと言われています。流星は四方八方に流れるので、特定の方向を見つめず、広い範囲の空を眺めるのがコツで、防寒対策を万全にして、気長に待つのが成功の秘訣です。

2026年の1月18日は新月と重なり、理想的な観測条件だよ
2026年は1月18日ごろが極大期です。
2026年のこぐま座γ流星群は新月に重なりますので、理想的な観測条件と言えます。三大流星群と比べると数が少ないので、のんびり観測したい人におすすめです。
放射点(こぐま座)の近くは流星が短いですが、遠い場所(天頂付近など)では長く流れるため、空全体を見渡すと良いでしょう。
いつどこに出現するかも分かりませんので、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。また、屋外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。
レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察できます。寒い季節に暗い時間帯ですので、寒さ対策・安全対策をしっかりおこなってください。

安全を確保できる場所で観測してね
まとめ
- こぐま座γ流星群は、北の空にある「北斗七星」を目印に、その隣にある小北斗七星(こぐま座)や空全体を見渡す。
- 放射点付近だけでなく、空の広い範囲に注意を払い、街灯などの明かりが少ない場所で、暗さに目が慣れるまで15分ほど待つと良い。
- おすすめは極大期の2026年1月17日〜19日。


コメント