2025年のMLB（メジャーリーグ・ベースボール）王者を決めるワールドシリーズは、ナショナルリーグ王者のロサンゼルス・ドジャースとアメリカン・リーグ王者のトロント・ブルージェイズの対戦となることが発表されました。
この記事では、日本時間10月25日（土）に開幕するワールドシリーズの試合日程や結果、注目選手などををまとめてみました。
2025年MLBワールドシリーズの試合日程や結果
| 試合 | 日時 | 対戦カード・結果 | 球場 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10月25日（土） 9:00～ | ブルージェイズ – ドジャース | ロジャーズ・センター |
| 第2戦 | 10月26日（日） 9:00～ | ブルージェイズ – ドジャース | ロジャーズ・センター |
| 第3戦 | 10月28日（火） 9:00～ | ドジャース – ブルージェイズ | ドジャー・スタジアム |
| 第4戦 | 10月29日（水） 9:00～ | ドジャース – ブルージェイズ | ドジャー・スタジアム |
| 第5戦* | 10月30日（木） 9:00～ | ドジャース – ブルージェイズ | ドジャー・スタジアム |
| 第6戦* | 11月1日（土） 9:00～ | ブルージェイズ – ドジャース | ロジャーズ・センター |
| 第7戦* | 11月2日（日） 9:00～ | ブルージェイズ – ドジャース | ロジャーズ・センター |
※ロジャーズ・センターはカナダのトロント、ドジャー・スタジアムは米国ロサンゼルスです。結果は分かり次第追記いたします。
※第5戦目以降は必要なときのみ開催されます。
2025年MLBワールドシリーズの注目選手
ドジャース vs ブルージェイズのワールドシリーズ勝敗予想・参考オッズ
※オッズは（米10/21）の『FanDuel』より引用しています。
勝利チーム：ドジャース『-220』、ブルージェイズ『+184』
2024年と比べてもドジャースの勝利に対するオッズは高くなっています。昨年のシリーズ開幕時点ではドジャース勝利のオッズはニューヨーク・ヤンキースをわずかに上回る程度でしたが、ドジャーズがポストシーズンを３連勝して圧勝したことにより、オッズ的にはドジャースがレギュラーシーズン時よりも優位を増しているという見方が反映されているようです。
このオッズはアメリカンオッズで、『-220』は100ドルの配当を手にするのに220ドルをベットする必要があり、賭けに勝った場合220ドルの元手で220＋100=320ドルが手元に残ります。
一方『+184』は100ドルのベットで184ドルのリターンを手にできることになり、賭けに勝った場合100ドルの元手で100＋184=284ドルが手元に残るという仕組みです。
注目選手① 大谷翔平
ドジャーズに在籍する日本人選手は3名いますが、注目選手で真っ先に名前が上がるのはこの方ではないでしょうか。
日本時間24日のワールドシリーズ前の会見で、ドジャーズのロバーツ監督は「去年は打席に立つのも精いっぱいだったけど、今年は本当にシリーズを左右できる準備ができていると思う。相手も慎重に攻めてくるだろうから、彼が賢く、我慢強くプレーできれば、彼自身にもチームにも良い結果が出るはずだ」と期待を寄せたコメントを残しています。
大谷選手はブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第4戦では投げて10奪三振、打って3本塁打と驚異的な活躍を見せたましたが、そこまでは調子の出ない日もありました。ワールドシリーズは最長、第7戦までありますので、焦らずに慎重にゲームメイクしていくプレイが期待できるのでないでしょうか。
注目選手② 佐々木朗希
佐々木 朗希選手は、岩手県陸前高田市出身のプロ野球選手です。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属、 日本プロ野球記録かつ世界記録となる13者連続奪三振、プロ野球タイ記録の1試合19奪三振の脅威的な記録保持者です。
佐々木選手は5月に右肩痛で離脱しその後、4カ月以上のリハビリを経て、限定的に中継ぎに配置転換されてチームに戻ってきました。その後のポストシーズンでは「クローザー」として相手チームの打線を封印するような活躍ぶりを見せています。
佐々木選手はワールドシリーズ開幕前の会見で、「クローザー」への適性について、「結局、先発でも中継ぎでも球速自体は変わらない。これから、今投げているカットボールやツーシームをしっかりと投げていけば、先発でもやっていけると思う。そこまで中継ぎに向いているとは思わない」と先発のこだわりを口にしており、ワールドシリーズや来シーズンでの期待が高まっています。
注目選手③ 山本由伸
山本 由伸は、岡山県備前市出身のプロ野球選手です。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属で、愛称は「ヨッシー」、「ヨシ」と呼ばれています。
日本時間10月26日(日)の第2戦先発が決まっている山本選手は、「本当に特別な試合だと思っています。またそれを勝った先にもっと特別なものがあると思うんで、全員で頑張りたいと思います」と意気込みを口にしています。
ナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第2戦では9回を3安打1失点でメジャー初の完投勝利。ポストシーズン（PS）では17年のバーランダー（当時アストロズ）以来8年ぶり、球団では04年のホセ・リマ以来21年ぶりの完投勝利で、日本投手では初めての快挙を達成しました。
初戦に先発するスネルに続き、NLCS同様、チームに流れをもたらす投球が期待されます。「とにかく勝つことが大事なんで。自分のパフォーマンスを出すことが大事ですし、球場の雰囲気もすごい高まって、選手もすごい高まってると思うんで。そこをしっかり冷静さを保って、いつも通りの、それ以上をあまり求めすぎず、行きたいかなと思います」とコメントしています。
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