馬場雄大というバスケ選手。日本バスケットボールのプロリーグである「Bリーグ」のファンであるならば一度は聞いたことがあると思います。
しかし最近はその名前を聞くことは少なくなってしまいました。それもそのはず、馬場雄大選手は現在日本にはおらず、アメリカでバスケをしています。
所属しているチームはなんと、世界最高峰のバスケットリーグ「NBA」の2部リーグにあたる「NBAGリーグ」です。
今回はそんな馬場雄大選手の最新情報をまとめてみました。
※追記:2023年9月26日、馬場雄大選手がB1リーグの「長崎ヴェルカ」に入団することが発表されました。
馬場雄大選手のプロフィール
ポジション | SG/SF (シューティングガード/スモールフォワード) |
生年月日 | 1995年11月7日 |
身長 | 198cm |
体重 | 90kg |
出身地 | 富山県 |
出身校 | 富山第一高校→筑波大学 |
所属チーム | 「NBAGリーグ」テキサス・レジェンズ 2023- 長崎ヴェルカ |
日本のプロリーグで活躍していた?
馬場雄大選手は現在Gリーグで活躍していると紹介しましたが、プロバスケットボール選手の第一歩となったのは日本でした。
大学生の時に特別指定選手として強豪「アルバルク東京」に2017-2018シーズン、入団しました。
1年目にして開幕戦からの出場。そこから1試合20分以上の出場機会を獲得し、その年チームはリーグ優勝を勝ち取り、馬場選手はシーズンの新人賞を受賞しました。
大学卒業後、2018-2019シーズンはシックスマンとしてチームのリーグ2連覇に大きく貢献しました。毎試合のスタッツも大幅に向上させ、その年のファイナル個人MVPと共にBリーグベストシックスマンを受賞しています。
その翌年、馬場選手はNBAサマーリーグに参加し、Gリーグへの挑戦が始まったため、日本で馬場選手のプレイが見ることが出来なくなってしまったのでした。
しかし馬場選手の2年間のBリーグでの活躍はすさまじいものでした。身体能力とバスケIQの高さは、大学生ながら高度なレベルであったことは誰が見ても明らかでした。
NBAの可能性&海外の反応や評価は?
馬場選手は現在所属しているのはGリーグの「テキサス・レジェンズ」ですが、そこに至るまで様々な経験を積んでいます。その1つにオーストラリアリーグ「NBL」への移籍です。
オーストラリアはバスケットの世界ランキングでも上位に入るほどの強豪です。それにNBLリーグからは多くのNBAプレイヤーを輩出しており、レベルの高いリーグであることは間違いありません。
馬場選手はそのリーグに所属している「メルボルン・ユナイテッド」というチームに入団し、優勝を経験しています。
豊富な運動量とハードなディフェンスからチームの優勝に貢献したとして、最優秀守備選手に選ばれるなど、NBLでも2シーズンにわたり存分に実力を示しました。
その後Gリーグに戻り、馬場選手はテキサス・レジェンズにて、今年4シーズン目の開幕を迎えました。
ここまで9試合を戦い、チームの中心選手として全試合スタメン起用されています。高い得点能力とディフェンス能力によりチームの信頼を掴み取り、チームトップの出場時間を記録しています。
はっきりとしたNBAでプレーするニュースはありませんが、ヘッドコーチからの出場時間は信頼の証と共に、選手のスペックの高さを表しています。NBL時代も含め、海外での経験値、認知度は十分にあるはずです。
おわりに
2023年8月25日(金) から2023年9月10日(日)まで、日本でバスケットのワールドカップが開催されます。馬場選手も日本代表として招集される予定です。世界へのアピールと共にさらに進化した姿が楽しみです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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