WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は、MLB機構と選手会が共同で立ち上げた「WORLD BASEBALL CLASSIC INC.(WBCI)」が主催し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が公認する世界最高峰の国・地域別対抗野球大会です。2006年に第1回が開催され、日本代表「侍ジャパン」は過去の大会で3度の優勝を誇り、2026年3月に第6回大会が開催されます。
このページでは
などについてまとめてみました。
WBC2026球数制限はMLBやNPBと違う?
結論から言うと、WBC2026の球数制限はMLBやNPBと大きく違います。
国際大会ならではの、かなり厳しめ&特殊なルールです。
WBC2026の球数制限(基本)
※過去大会(2023)と同じ方式になる前提での説明です。
1試合あたりの上限
| ラウンド | 投手1人の球数上限 |
|---|---|
| 1次ラウンド | 65球 |
| 準々決勝 | 80球 |
| 準決勝・決勝 | 95球 |
上限に達したら、その打者の打席終了後に交代になります。(打席途中では原則交代しない)
連投制限

ここが超重要
WBCは球数だけじゃなく、登板間隔ルールもあります。
| 投球数 | 次に投げられない日数 |
| 1~29球 | 休養なし ※2試合連続投球した場合、中1日休養が必要 |
| 30~49球 | 1日休養 |
| 50球以上 | 4日休養 |
例えば、1次Rで50球以上投げた場合、準々決勝では投げられない可能性が高いです。
MLB・NPBとの違いは?

ここが1番の違い
日本代表への影響は?
- 先発は3〜4回で交代すること前提
- 中継ぎ・セットアッパーの人数と質が超重要
- 複数イニング投げられる投手が重宝される
このことから、侍ジャパンの井端監督も
「投手の層の厚さがカギ」
ということを何度も強調しています。
WBC2026独自のルールがある?
WBC2026はMLBやNPBとは違う「独自ルール」がいくつもあります。短期決戦・国際大会向けの特別仕様になっています。
WBC2026の主な独自ルールまとめ
球数制限+登板間隔ルール
上記で説明した通り、WBC最大の特徴です。
- ラウンドごとに異なる球数上限あり
- 投げた球数によっては、強制的に休養日が必要
- チーム判断ではなく大会ルールで縛られる
MLB・NPBにはない、完全な国際大会仕様になっています。
コールドゲーム(早期終了)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、1次ラウンド限定でコールドゲームが適用されます。ルールは5回以降15点差、7回以降10点差がついた時点で試合終了です。このルールは、大会日程の円滑な進行とチーム間の実力差を考慮して採用されています。
| イニング | 点差 |
|---|---|
| 5回以降 | 15点差 |
| 7回以降 | 10点差 |
実力差がある試合を長引かせないためや、投手消耗を防ぐ目的も大きいです。準々決勝以降は適用されず、9イニング(または延長)まで実施されます。
延長戦は「タイブレーク方式」
延長10回以降は
- 無死一・二塁から開始
- 打順は前イニングの続き
というルールで、NPBの国際大会や高校野球に近く、短期決戦で決着をつけやすくなっています。
ピッチクロック(投球間隔制限)
これはMLBでも導入されています。
| 走者なし | 15秒以内 |
| 走者あり | 18秒以内 |
| 違反すると | ボール |
これには試合時間短縮+テンポ重視の狙いがあるかと思われます。NPBにはないルールなので、日本投手は最初やや戸惑いがちです。
DH制(指名打者)あり
- 全試合DH制
- 投手は打席に立たない
大谷翔平のような選手は、「先発投手 or DH or 両方」起用が可能になっています。

起用法が超重要
出場資格ルール(国代表だけど柔軟)
WBCは、国籍だけでなくルーツも考慮されます。
- 両親・祖父母の出身国
- 永住権
- 過去の代表歴 など
このルールにより、ラーズ・ヌートバー(日本)やメジャーリーガー多数(各国)などが各国代表として出場可能になっています。
| MLB / NPB | WBC | |
| 球数制限 | 慣例・監督判断 | 公式強制ルール |
| 延長 | 通常 or 独自 | 無死一二塁 |
| コールド | 基本なし | あり |
まとめ
- WBCはわりと別競技レベルのルール
- MLB・NPBの感覚のまま見ると??となることも
- だからこそ采配・戦略を見るのが面白い!


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