突然ですが、みなさんは花火大会といえばどこの花火大会を思い浮かべますか?
日本三大花火大会の1つ、秋田県『大曲の花火』でしょうか?新潟県の『長岡まつり大花火大会』でしょうか?
たしかに人気や知名度もあるし、打ち上げる花火の数も多く、魅力的な花火大会かと思います。
しかし、今回私が紹介するのは栃木県で行われる『うつのみや花火大会』です。
「うつのみや花火大会?」と思った方もいらっしゃるかと思います。
私も正直そうでした。
ですが、うつのみや花火大会には他の花火大会には無い魅力がつまっています。
その魅力について僭越ながら、まとめましたのでぜひ読んでいただけたらと思います。
うつのみや花火大会の歴史
うつのみや花火大会は、1984年に「祝’84とちぎ博きぬ川花火大会」として初めて開催しました。
しかし、2003年に地元経済の冷え込みから2004年以降やむなく中止を余儀なくされました。
そして中止から4年目の2007年、「もう一度宇都宮の夜空に花火を上げたい」と集まった有志が実行委員会を結成し、異例の復活を遂げたのです。
2012年には、特定非営利活動法人『NPO法人うつのみや百年花火』を立ち上げました。主催がNPO団体ということもあり、会場のスタッフのほとんどがボランティアで組織されているという全国でもかなり珍しい花火大会でもあります。
うつのみや花火大会2023概要
・日程:2023年8月12日(土)予定 ※雨天決行/荒天時順延13日(日)
・時間:開場18:30 開演19:00~20:15 予定 ※決まり次第、HPやSNSでお知らせ
・開催場所:道場宿緑地(宇都宮市道場宿町上河原)
・TEL:028ー600ー3980 FAX:028ー600-3981
・その他事項:昨年よりチケット制となったので、あらかじめ予約が必要
うつのみや花火大会の取組・特徴
テーマ
復活を遂げた2007年以降は毎年テーマを設けており、そのテーマに沿った花火を打ち上げています。
ちなみに、今年のテーマは『未来』です。
イメージソング
そのテーマにあったイメージソングを毎年公募し、花火大会のPRを使用しています。※2023年のテーマソングが分かり次第追記いたします。
うつのみや花火大会公式アンバサダー(花男(はなだん)・花女(はなじょ))
昨年2022年までは『花男・花女』という名前で活動していましたが、昨今のジェンダーに対する社会的取組を鑑み、2023年より『うつのみや花火大会公式アンバサダー』という名前に変更しました。
テレビ出演やPR活動などを通して、花火大会を盛り上げる浴衣姿の男女が、毎年4人ほど選出されています。
うつのみや花火大会2023の花火が見えるホテル
ホテルルートイン宇都宮ゆいの杜
⇒ 花火大会の場所から2km圏内!大浴場付き
ホテルデル・ソル
⇒ 1泊3000円~とリーズナブル!
※注:花火を打ち上げる位置が、例年若干違うようなので今年見えるかどうかは、ホテル側に直接確認すると良いかと思います。
さいごに
有名どころに比べるとたしかに規模や迫力などは劣るでしょう。
しかし、うつのみや花火大会は地元民が支える人情あふれた花火大会です。
ボランティア活動や公募でここまでの一大イベントになるということは、まさしく地元民に愛されたイベントの1つであるといっても過言ではないでしょう。
その歴史的背景を知れば知るほどその雰囲気に溶け込みたくなる。うつのみや花火大会とはそんなイベントの1つであると、私は思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました!
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