タイガーから2023年10月20日に発売された【魔法のかまどごはん】。電気やガスが不要で、新聞紙だけでご飯を炊けるというユニークな商品です。
非常時で電気がなくてもご飯が炊けますし、アウトドアでも快適に使うことができるということで、発売以来非常に人気の高い商品です。
いざという時の備えに持っておきたいけれど、新聞紙がなかったら使えないのかな…?
この記事では、
などについてまとめてみました。
魔法のかまどごはんとは?
品名 | 魔法のかまどごはん |
サイズ 幅×奥行×高さ(約)cm | 25.0×25.0×23.3 ※収納時高さ約18cm |
本体質量(約)g | 3.1 |
色柄 | ブラック |
発売日 | 2023年10月20日 |
製品の特徴
燃料は新聞紙
電気やガスを使わないのが最大の特長で、新聞紙一部(3合なら36ページ分)さえあればごはんを炊くことができます。
炊き方はシンプル
かまど下部の2つの穴に交互に新聞紙を入れ、火をつけます。その繰り返しによっておいしい火かげんを再現し、慣れれば簡単に炊くことができます。
片付けも楽ちん
すすがついたなべは、水で濡らしたスポンジで拭くだけで汚れが落とせます。洗剤いらずで環境にもやさしくお手入れできます。新聞紙の燃えかすは少量になるため、処理も簡単です。
収納もコンパクトに
収納時は高さ約18cmに収まり、コンパクトに収納することができます。防災備蓄品の近くに置いておくのもおすすめです。
電気がなくても炊きたてごはん。タイガー魔法瓶創立100周年記念モデル「魔法のかまどごはん」魔法のかまどごはんは固形燃料も使える?
【魔法のかまどごはん】は新聞紙を燃料に使用する設計になっているため、固形燃料の使用は公式には推奨されていません。
新聞紙の燃焼特性に合わせて火力調整が可能なように設計されているため、固形燃料では異なる火力や燃焼持続時間が原因で、十分な炊き上がりが得られない可能性があります。
固形燃料は、特に登山やアウトドア活動で火源として利用されることが多い燃料ですが、新聞紙とは燃焼温度や持続時間が異なり、「魔法のかまどごはん」に適した火力を得るのは難しいとされています。
新聞紙を使った炊飯工程は、時間をかけて炊き始めから強火に移行することで、かまど特有の香ばしい炊き上がりが実現します。固形燃料ではこの火力調整ができないため、炊飯器本来の特徴を活かせなくなる恐れがあります。
安全面でも、新聞紙以外の燃料を使った場合、予期せぬ火力の変動や燃料残りによって不完全燃焼が生じるリスクがあります。
このため、「魔法のかまどごはん」は新聞紙または公式に推奨されている紙製品のみを燃料として使用し、設計通りの使用方法を守ることが重要です。
電気がなくても炊きたてごはん。タイガー魔法瓶創立100周年記念モデル「魔法のかまどごはん」魔法のかまどごはん新聞紙以外にも使える代用燃料は?
牛乳パックやジュースの紙パックが新聞紙の代替燃料として推奨されています。(※1リットルサイズのアルミ未使用の紙パック)
もし新聞紙がなくても、紙パックがあればご飯を炊く事ができるね♪
家庭に新聞紙がない場合や牛乳パックを再利用したい場合に便利です。
1合のご飯を炊くために必要な新聞紙は36ページ程度ですが、同量を牛乳パックで代替する場合は3本分が目安です。
(※紙パックのサイズや材質によって火力が異なるため、公式には1リットルサイズの紙パックを推奨しています)
安全に使えるものを選ぼうね
まとめ
魔法のかまどごはんで推奨されるのは、新聞紙、またはアルミコーティングされていない牛乳パックや紙パック
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